先日、お世話になっているデザイナーさん(酒豪)にお誘いいただいて
社長と一緒に日本酒の会に参加してきました!
アルコールといえば、カクテル系か日本酒しか呑めない私。
そういうと「お酒強いんじゃね〜!」と言われることも多いのですが、
全くそんなことはなく、お猪口5杯で出来上がる低燃費モノです。
そんな私がそうそうたる酒豪メンバーと行くのって大丈夫かしら……と、
心配していましたが、とっても楽しかったです〜!
だから今回の記事はボリュームたっぷりですよ。
まずは広島市内、マンション地下(!)に構える酒蔵”蓬莱鶴”さんへ。
このお部屋、なんだと思います?なんと麹室なんですって!
蓬莱鶴さんは一年中、日本酒を作れる四季醸造を行う酒蔵さん。
広島の市内、それもマンションの地下に酒蔵がある…という話だけは
聞いたことがあったのですが、こういう設備だったとは〜!
そしてこちらはタンクの中ですくすく育つ醪。
静かに耳を澄ませば『スシュワァ〜』なんて音が聞こえてきます。生きてるねえ、君。
杜氏兼蔵元の原さんには他にも酒造好適米や、
大きな釜や槽などを交えて色々ご説明いただきました!
日本酒のこと、勉強し直してまた見学したいなあ。
ちなみに私は見学後、図々しくもお酒を購入しました(笑)。
そしてところ変わって、いやいや待ってました?の居酒屋さんへ!
八丁堀の“竹馬”という店名の、屋台風の外観のお店。
そこでは蓬莱鶴さんのお酒ずらり・旨いもんずらり…。
この日本酒の会ならでは!お酒のお品書きはこちら。
そしてそしての美味いもーん!
最初はゴマで和えられていたマグロのお刺身。美味しくないわけがない!
あ、これ、アカンやつや…。とは誰もが思ったはず。
じゃがバターに塩辛って、もう犯罪級の組み合わせです。
「むしろ塩辛だけでも進むわ。お酒には塩辛じゃろ」と言ったのはウチのボス。
まだまだお料理出て来るのに塩辛でお酒呑んでました。さすがです。
さてさてお酒のお写真も!こちらは非売品、蓬莱鶴のあらばしり。
えーと確か、あらばしりは、お酒を搾る時の最初の部分のことです。
ちなみにお品書きの5本中、社長は蓬莱鶴、私は奏に心奪われました。
奏の爽やかな香りとすっきりとした呑み心地、好きだー。
あれっ。ここのお店、大将しかいなかったはず…。
件の酒豪デザイナーさん、自前の前掛けが決まってます(笑)
大粒の焼き梅!個人的なヒットは実はコレだったりして(笑)
くわいと塩昆布。私は初くわいだったんですが、ホクホクして美味しかった〜。
つい一個、もう一個と食べちゃいますね。
昆布で〆た蒸しガキはつるんぷるん。カキに合うお酒とともに食せば完璧。
大きい焼きしいたけ〜〜〜!!食べ応えありあり。
からの……
コレ、なんだと思います?
年度を見れば、広島の方ならすぐにピンと来るかもしれません。
そう、カープが最後に日本一になった年に造られたお酒でございます。
原さんが太っ腹に開けてくださいました〜!私は燗でいただきましたよ。
話は逸れますが、私、日本ならではの呼び方っていうのが好きでして。
「泡雪」とか「卯の花腐し」とかの天候の呼び方はもちろん、
日本酒の飲み方の「花冷え」とか「雪冷え」とか、綺麗ですよね〜〜〜。
さて話は戻して、かーらーのー。
湯葉入り豆腐の湯豆腐と、広島牛のコウネしゃぶしゃぶ。
柔らかくとろける豆腐の中にある、湯葉の歯ごたえったら!
コウネは程よい弾力があって、噛むほどに甘い脂がじゅわわ〜ですよ。
そして箸休めのクレソンがまた合うんです。にくたらしぃー。
締めの蕎麦もコレまた美味しくて。お出汁完飲。
気づけばあっという間に平らげてて、写真がありませんでした…。
ちなみに私は酔いも回り、途中退場。ボスは1.5倍呑んでましたがケロリとしてました。
他の参加者の方々はさらに夜を楽しんでいたと聞き、すごいという言葉しか出ません。
そんなお酒が弱い私でも、とても楽しくて素敵な会でしたー!
お土産に購入したお酒を家呑みしながら余韻に浸ろうと思います♪
(TEXT:S)